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お知らせ

【動物の赤ちゃん誕生】沖縄こどもの国初!ジャガーの赤ちゃん誕生しました

沖縄こどもの国では初めてとなるジャガーの赤ちゃんが8月9日に1頭誕生しました。母親のルナは今回が初めての出産となり、無事に産まれるか、また仔育てをしてくれるかを心配しておりましたが、母子ともに落ち着いており、ルナが赤ちゃんに授乳したり、体を舐めたりと仔育てしている様子も観察でき、赤ちゃんも順調に成長しています。
ジャガーの赤ちゃんは産まれたすぐは目もあいておらず、ほとんど歩くこともできません。現在は寝室にて、ルナと赤ちゃんの2頭でくらしています。ルナが育児に専念できるよう、しばらくの間、展示はおこないません。また一般公開が決定しましたら改めてお知らせいたします。

【ルナ親子】※赤ちゃんはルナのおなか付近で寝ています。
【赤ちゃん】初めての体重測定

赤ちゃんの情報

出生日:2023年8月9日
産仔数:1頭
母親個体:ルナ(2016年7月30日生まれ、2020年12月16日に那須どうぶつ王国より来園)
父親個体:ハク(2017年12月6日生まれ、2019年4月16日わんぱーくこうちアニマルランドより来園)

飼育員からのコメント

沖縄こどもの国に♂ハクがわんぱーくこうちアニマルランドから来て4年。♀ルナが那須どうぶつ王国から来て3年。ペアリング(お見合い)を始めて2年。そして今年8月9日に待望の赤ちゃんが誕生しました!
ルナ自身の体が妊娠したと思い込んで乳房の膨らみなどの身体の変化があったり、妊娠の兆候を示す発情のストップが起こる偽妊娠の経験もありました。その他様々な経験をした上で無事、健康な赤ちゃんを授かることができました!
環境が変わると母親が仔に危害を加えることもありうるので、現在は刺激をなるべく与えないように様子を見ています。今後、皆様にご覧いただけるよう、母親と仔の様子を観察しながら、段取りしていきますので暖かく見守って、お待ちいただけますようよろしくお願いいたします。(もり飼育員)

ジャガーPanthera oncaとは

ジャガーは南米で最強の動物といわれていますが、生息地の減少や密猟などの理由により野生では生息数は減少しており、IUCNのレッドリストにて近危急種(NT)に指定されている絶滅危惧種です。沖縄こどもの国では、亜熱帯気候を活かした沖縄ならではの動物の飼育や展示をおこなっており、熱帯や亜熱帯に生息する絶滅に瀕した野生動物の種の保存にも力をいれています。ジャガーの赤ちゃんを通して、ジャガーという動物の魅力を発信するとともに、野生で置かれている現状を伝えていきたいと思います。