お知らせ
2023年07月01日
タンチョウヅルとニワトリ(チャボ)が新しく仲間入りしました!
沖縄こどもの国の里山の迷宮エリアに「タンチョウヅル」と「ニワトリ(チャボ)」が新しく仲間入りしました。ただいま、動物たちは新しい環境に慣れている途中のため、あらためて展示が始まりましたらお知らせいたします。
タンチョウヅル
【個体情報】
〇オス 2006年5月3日生まれ(上野動物園生まれ)
・沖縄こどもの国来園日…2023年6月21日
・葛西臨海水族園(東京都)より来園
〇メス 2017年6月22日生まれ(智光山こども動物園生まれ)
・沖縄こどもの国来園日…2023年6月21日
・狭山市智光山こども動物園(埼玉県)より来園
タンチョウヅルGrus japonensisとは▶ツル目ツル科。日本で繁殖する唯一のツルの仲間です。タンチョウヅルは湿地を代表する動物です。大型の鳥類であるタンチョウがいるということは、その地域が健全な自然環境を維持していることを示し、環境指標動物の役割も果たしています。タンチョウヅルを通して、動物たちがいつまでも暮らせるような日本の自然環境を守るためにはどうしたらいいのか、沖縄のこども達に見て、学んでもらい、考えるきっかけとしていただきたいと思います。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。また国内希少野生動植物種、特別天然記念物にも指定されています。
ニワトリ(チャボ)
古来より「時を知らせる鳥」として崇拝され、後に、農家の庭先で飼育され、卵や肉などが活用されてきました。チャボは東南アジアから渡ってきた原種を日本で品種改良したもので、天然記念物にもなっています。今回、沖縄県内でニワトリを飼育している照屋林吉様(全沖縄チャーン愛好会)より三羽のチャボをご寄贈いただきました。
【個体情報】
♂1羽・♀1羽 2022年11月生まれ
♀1羽 2022年10月生まれ
沖縄こどもの国来園日:2023年6月24日
里山の迷宮エリアとは▶今年の4月にグランドオープンしたエリアです。世界中で沖縄にしかいない野生動物がくらす半面、こども達にとっては身近に感じる絵本によく出てくるようなタヌキやキツネなどの日本本土にいる動物は生息していません。里山の迷宮エリアでは、その絵本によく出てくる日本の動物達を沖縄のこども達に実際に見てもらうことを目的としたエリアとなっています。