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お知らせ

【新しく仲間入り】ツシマヤマネコのさご

ツシマヤマネコのさごが、那須どうぶつ王国(栃木県)より2024年11月18日(月)に、沖縄こどもの国に仲間入りします!

沖縄こどもの国は、環境省と(公社)日本動物園水族館協会が取り組む「ツシマヤマネコ保護増殖事業」に参画しており、2023年12月6日に国内最高齢だった個体「フクタ」が死亡するまで、ツシマヤマネコの教育普及園館として飼育に取り組んでまいりました。このたび「令和6-7年ツシマヤマネコ飼育下繁殖計画」に基づき、那須どうぶつ王国から新たに「さご」が沖縄こどもの国に仲間入りすることが決定いたしましたのでお知らせいたします。展示につきましては、「さご」の体調や環境に慣れる様子を慎重に観察しながら行う予定です。このため、展示場には目隠しを設置し、しばらくの間ご覧いただくことはできません。何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

*ツシマヤマネコの飼育下繁殖については「生物多様性保全の推進に関する基本協定」に基づき全国10施設で取り組んでいます。

【個体情報】
個体名 さご
性別 オス
出生日 2021年4月30日 ※名古屋市東山動物園生まれ

ツシマヤマネコとは

学名:Prionailurus bengalensis euptilurus 食肉目ネコ科

飼育園館数(環境省施設及びJAZA加盟園):10園館 36頭 (令和6年9月30日時点)
日本には2種のヤマネコが生息しており、沖縄県西表島に生息するイリオモテヤマネコと、長崎県対馬に分布するツシマヤマネコで、両種ともベンガルヤマネコの亜種です。体全体の斑点模様、耳の裏の白斑(虎耳状斑)、太く長い尾が特徴です。森林で生活し、主にネズミを捕食しますが、時には田畑で姿を見せることもあります。生息環境の悪化や交通事故などにより個体数が減少し、野生下では約100頭が確認されているのみで、絶滅が危惧されています。そのため、国内希少野生動植物種に指定されています。