お知らせ

沖縄こどもの国では、琉球弧の野生動物を飼育、展示し、飼育技術を磨き、種の保存をおこなっていくとともに、それらの普及啓発活動に力を入れてきました。

特に、西表島や石垣島に生息するカンムリワシは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律における国内希少野生動植物種であり、国の特別天然記念物でもあります。このカンムリワシに関する傷病救護及び生体を活用した普及啓発活動は、関係組織間での連携のもと進められてきました。一方で、現状の救護体制や普及啓発活動に関する体制に関して明文化されたものが無いため、今般、各組織の役割分担や個体の所有権及び占有権の取り扱いを明文化するとともに、連携を継続して確保することを目的として「カンムリワシの傷病救護及び普及啓発等の推進に関する連携協定書」を令和６年２月21日に締結しましたのでお知らせいたします。

【協定書締結者】

・環境省沖縄奄美自然環境事務所

・石垣市

・沖縄市

・竹富町

・たまよせ動物病院

・特定非営利活動法人どうぶつたちの病院沖縄

・石垣やいま村（あやぱに株式会社）

・公益財団法人沖縄こどもの国