マンドリル
動物の解説
マンドリルはアフリカのカメルーンやコンゴ共和国などの熱帯多雨林に生息しています。派手な見た目はオスだけで、メスは地味目で身体の大きさもオスの半分程度です。野生では数十から数百にもなる群れ(複雄複雌)で暮らし、そのほとんどが子供とメスで構成され、大人オスは数頭しかいません。妊娠期間は約半年で一産一頭です。寿命は飼育下でメス30~40年、オス15~25年程度で、野生下ではオスメス共に飼育下より短くなります。食性は雑食性で主に果実を食べますが、当園では果物・野菜・モンキーペレット(サル専用の飼料)などを食べています。マンドリルは警戒心がとても強いため、野生で会うのは難しいですが、沖縄こどもの国では近くで観察出来るので、是非あの「圧倒的存在感」を体感して頂きたいです。
その他情報
・IUCNレッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
・ワシントン条約付属書Ⅰ類
・特定動物
・ワシントン条約付属書Ⅰ類
・特定動物
- 和名
- マンドリル
- 学名
- Mandrillus sphinx
- 英名
- Mandrill
- 繁体名
- 山魈
- 分類
- 霊長目オナガザル科
- 生息地
- ガボン、カメルーン、コンゴ共和国、赤道ギニアなど