カンムリワシ
動物の解説
カンムリワシは東・東南アジアに広く分布し、約24亜種にわかれています(研究者によって亜種の数は異なる場合があります)。日本では沖縄にのみ生息し、固有亜種となります。大きな木がたくさんある森林と広い湿地、草地がある環境でくらし、ヘビやカエルやトカゲ、カニなどの小動物や昆虫類をエサとしています。生息地では、エサを探して電柱や木にとまっている姿をよく見かけます。幼鳥は白色がかった色で、八重山の方言で「あやぱに」という言葉がありますが、美しい羽根という意味で幼鳥の羽根のことをさしています。
その他情報
環境省版:絶滅危惧ⅠA類(CR)
沖縄県版:絶滅危惧ⅠA類(NT)
国内希少野生動植物
国指定特別天然記念物
沖縄県版:絶滅危惧ⅠA類(NT)
国内希少野生動植物
国指定特別天然記念物
- 和名
- カンムリワシ
- 学名
- Spilornis cheela perplexus
- 英名
- Crested serpent eagle
- 繁体名
- 大冠鷲
- 分類
- タカ目タカ科
- 生息地
- 石垣島・西表島(沖縄県)