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ヤクシマザル

ヤクシマザルの写真
ヤクシマザルの写真
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動物の解説

ヤクシマザルは屋久島に分布するニホンザルの亜種で、ニホンザルの中では最南端に生息しています。ニホンザルとの見た目の違いはほとんどないので並べて見比べないと分かりづらいですが、ヤクシマザルの方が毛の色が黒っぽく、長くて粗いです。また赤ちゃんの毛の色が黒いのは特徴的です。また、複数頭のオスと複数頭のメスで群れ(複雄複雌型)を作って暮らしています。秋から冬が繁殖期で、春先から夏にかけて出産します。1歳頃まで母乳で育ち、4~6歳で性成熟を迎えます。メスは産まれた群れで一生を過ごしますが、オスは群れから出て1頭もしくはオスだけの群れを作り、他の群れに移動して繁殖のチャンスをうかがいます。動物園の飼育下では、出ていく先がないので群れの中にとどまり、群れの中の順位に従って暮らしています。基本的に昼行性なので明るい時間は活動的です。エサを探したり、毛づくろいをし合ったり、じゃれ合ったり喧嘩をしたり・・・。サルの仲間は基本的に水に入ることを嫌がりますが、沖縄こどもの国のヤクシマザルは、夏場に泳いだり潜ったりして遊んでいる姿が観察できます。個体識別はなかなか難しいかもしれませんが、顔などの姿かたちや動きで個体を見分けて「推しザル」をみつけてみてはいかがでしょうか。

その他情報

・特定動物
和名
ヤクシマザル
学名
Macaca fuscata yakui
英名
Yakushima macaque
繁体名
屋久島獼猴
分類
霊長目オナガザル科
生息地
屋久島