ハナジカ(タイワンジカ)
動物の解説
台湾に分布するニホンジカの亜種です。角や鹿革をとるために乱獲され、野生では絶滅しました。現在は、飼育下で残っていた個体が動物園などの施設で飼育されています。通常、ニホンジカの体にある白い斑模様は子どもの頃や夏にのみ見られるものですが、ハナジカの場合は年齢や季節に関係なく一年中白い斑模様があることが特徴です。この白い斑模様が梅の花に見えることから、台湾では「梅花鹿」と呼ばれます。
その他情報
野生では絶滅
- 和名
- ハナジカ(タイワンジカ)
- 学名
- Cervus nippon taiouanus
- 英名
- Formosan deer
- 繁体名
- 梅花鹿
- 分類
- 鯨偶蹄目シカ科
- 生息地
- 台湾