モルモット(テンジクネズミ)
動物の解説
テンジクネズミ属に属するモルモットの原種は南アメリカに生息しており、草原や森林、沼地、岩場などさまざまな場所で暮らしている夜行性の動物です。野生では、通常、5〜10匹の群れで生活し、巣穴を掘るか岩の割れ目に住んでいます。仲間同士、鳴き声でコミュニケーションをとり、気分によって違う鳴き声を出します。ご機嫌な時は「プイプイ」と可愛く鳴いたり、怒りや恐怖を感じた時は「キー!キー!」と甲高い声で鳴くなど、感情表現が豊かです。声だけでなく、体でも感情を表します。威嚇をする時に歯をカツカツ鳴らしながらお尻を振る行動や、テンションが上がるとお尻を跳ね上げてジャンプする(通称:ポップコーンジャンプ)の行動が見られます。当園ではモルモットを群れで飼育しており、モルモット同士の会話や関係などが観察できるので、じっくり観察してみてください。
その他情報
- 和名
- モルモット(テンジクネズミ)
- 学名
- Cavia porcellus
- 英名
- Guinea pig
- 繁体名
- 天竺鼠
- 分類
- 齧歯目テンジクネズミ科
- 生息地
- 原産地:ペルー南部、ボリビア南部、アルゼンチン北部、チリ北部