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ホンシュウジカ

ホンシュウジカの写真
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ホンシュウジカの写真
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動物の解説

日本の本州に生息しており、森林やひらけた草地で暮らし、昼夜の区別なく活動します。メスには角は生えませんが、オスには角が生え毎年春に落ちて秋までに生えかわります。生えてきたときは、袋角という皮膚に覆われていますが秋頃にその袋角がむけて白い立派な角になります。立派な角は主にオス同士で戦う時の武器となります。角の枝分かれが少ないほど若い個体だと言われており、枝分かれが完成するまで4~5年かかります。オスは生後1~2年の間は母親の群れの中で生活しますが、その後は群れを離れます。若いオスが群れを形成する場合もありますが、多くは単独で行動するようになります。そして、季節によって広範囲を移動することもあります。繁殖期(9月末~11月頃)を迎えると、メスを求めてメスの群れ近くに出没するようになります。この時期のオスは縄張りを作るようになり、繁殖期特有の鳴き声をよく発したり、オス同士で角を突き合わせて争う光景が見られるようになります。この争いに勝ったオスは縄張り内のメスと合流して一夫多妻制の集団を形成します。そして繁殖期が終わると再びオスはメスから離れていきます。一方メスは群れを作って生活をし、あまり行動範囲を広げず定住性が高い傾向があります。

その他情報

IUCNレッドリスト:Cervus nippon 低危険種(LC)
和名
ホンシュウジカ
学名
Cervus nippon aplodontus
英名
Honsyu Shika deer
繁体名
日本鹿
分類
鯨偶蹄目シカ科
生息地
日本(本州)