インドゾウ
動物の解説
インドゾウは、森の多様性を支える重要な役割を果たしています。大きな体を持つゾウが長距離を移動し、通り抜けた場所には新しい道や水場が自然に形成され、森の構造や生態系に影響を与えます。特に注目すべきは、ゾウのうんこに含まれた植物の種子です。ゾウが移動する際に、これらの種子が遠くまで運ばれ、新しい場所で発芽することで、森が再生し広がります。このプロセスにより、インドゾウは森の多様性と生態系の健康を保つ上で欠かせない存在となっています。
その他情報
・ワシントン条約付属書Ⅰ類
・国際希少野生動植物種
・IUCNレッドリスト:Elephas maximus 絶滅危惧種(EN)
・特定動物
・国際希少野生動植物種
・IUCNレッドリスト:Elephas maximus 絶滅危惧種(EN)
・特定動物
- 和名
- インドゾウ
- 学名
- Elephas maximus indicus
- 英名
- Indian elephant
- 繁体名
- 印度象
- 分類
- 長鼻目ゾウ科
- 生息地
- インド、ネパール、ブータン、バングラデシュ、中国、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、タイ、マレーシア