ツシマヤマネコの「フクタ」が死亡したことをお知らせいたします。
出生日:2003年5月14日(2013年11月15日来園)
死亡日:2022年12月6日
死因:老衰(詳細な死因については解明中です)
≪スタッフからのコメント≫
フクタは国内最高齢でとてもとても長寿でした。
気付けば、沖縄こどもの国へ来園して9年とちょっとの月日が経っていました。
井の頭自然文化園から沖縄へ来た当初は体が大きくて怒りん坊だったフクタとは、ゆっくりゆっくり年数を重ねトレーニングなどを通じて仲良くなっていきました。
ターゲットトレーニングをおこない、ブラッシングや体重測定ができた時の感動は今でもハッキリ覚えています。
ずっとガチマヤー(食いしん坊)だったフクタも19歳をむかえ、少しづつ足取りにフラつきがでてきました。入院してからは、大好きだったエサも食べない時もありました。でも、フクタは強く、またエサも食べ始め、投薬や毎日の補液も頑張り、毎日フクタ専用車椅子に乗ってリハビリにも取り組んでいました。
亡くなる前日まで、体調がキツイはずなのに、飼育員がフクタに声をかけたら、顔をちょっと動かしてくれたり、じっと見つめてくれました。
フクタ、最後まで本当に本当にありがとう。(伊佐飼育員)
2022/12/22