こどもの国日誌

2020/11/12
ワンダーミュージアム

2020年秋、がんまりあそび発明図鑑の第5弾を発行しました

2020年秋、“がんまりあそび発明図鑑”の第5弾を発行しました。この図鑑は2019年10月~2020年8月にワンダーミュージアムのがんまり研究室に寄せられた1,001枚のこどもたちのひらめきやアイデアをまとめたもの。その一本の線から、絵から、言葉から、何かが生まれてくる・・・。そんな想像する瞬間に出会わせてくれる、世界に類をみないユニークな図鑑です。



そもそも“がんまり”ってなに?“がんまり研究室”ってどういうところ?の方もいらっしゃると思うので少しだけお話しを。“がんまり”とは沖縄の方言でイタズラを意味する言葉。そんな“がんまり”はこどもたちにとって遊び心や好奇心の原点でもあります。故に“がんまり”は大きなエネルギーとパワーをもつのですが、なかなかそれを発揮できず内に秘めている子が多いなと。そこで子どもたちの“がんまり”する心を刺激し、その力をクリエイティブなカタチで発揮してもらいたいと思って出来たのが“がんまり研究室”です。


がんまり研究室は2014年にワンダーミュージアムの一番下の一番奥まった場所で生まれました。そこでは子どもたちが“がんまり”して出てきたひらめきやアイデアを活かし、毎年“がんまり図鑑”や“がんまり展示”を生みだしています。子どもたちと共にワンダーミュージアムをつくっていきたい。そんな想いが込められている場所が“がんまり研究室”です。(下の写真は2014年のスタート時のもの。試行錯誤を繰り返しながら進化をし続け今なおこどもたちに人気の活気ある場所となってます)


「きみが発明家になったら、どんなあそびの展示を発明する?」その問いかけからはじまるがんまり発明用紙。がんまり研究室では子どもたちはそれぞれが自由にじっくり集中し穏やかな時間が流れています。そしてがんまり研究室でうまれるひらめきやアイデアは自由でのびやか、そしてユニーク、さらにやさしい。


がんまり発明用紙は「そうぞうポスト」に投函され、その後分類され、まとめられ図鑑になります。実はこのまとめる、分類する、ってすごく難しい。子どもたちのひらめきやアイデアをひとつひとつ大事に丁寧に受け止めながら図鑑にまとめています。


図鑑はインハウス工房でつくられる新しい展示のもとになるだけでなく、別の子の新しいアイデアを生むきっかけになることも。図鑑に収められた発明家たちのひらめきやアイデアはその一本の線から、絵から、言葉から、何かが生まれてくる・・・。そんな想像する瞬間に出会わせてくれます。同時に豊かな想像力と斬新な発想で今の時代のわたしたちでは解明が難しいものや実現ができないものも数多くあります。だからこそ図鑑としてアーカイブすることで未来の発明家やエンジニアたちに夢と希望を託したい、そんなふうにみんなで未来を創っていけるといいなと思ってます。