
ヒスイカズラ(翡翠葛)は、花色が宝石の翡翠(ヒスイ)に似ていることから命名されたマメ科ストロンギロドン属の熱帯性常緑蔓低木です。花穂は下垂して長さ1m以上となりみごとです。花の1つひとつは嘴状の豆のような形をしています。花ではなく鳥ですが、ブッポウソウ目カワセミ科の鳥を翡翠とも呼びます。 特に、時代小説に出て来るカワセミをさしますが、 それはカワセミの背中が翡翠色(青インクを水に溶いたような色)をしていることから名付けらました。
科名:マメ科
属名:ストロギロドン
学名:Strongylodon macrobotrys
別名:マイサレンシス、ジェードバイン
原産地:ルソン島原産
生育適地:土壌は特に選ばない。
開花時期:3~5月
植栽適期:4~6月。鉢(ポット)栽培品が流通しているので、適期以外でも植栽が容易になります。
栽培のポイント
土質を選ばずよく育つ。植えつける前に元肥を入れておくと、早く開花する株まで生長する。ただし、次の肥料やりのために株の近くに穴をほり根を切ると生長が悪くなるので注意する。前年度に咲いた蔓や枯れ葉は適宜取り除き、新蔓の伸長を妨げないようする。誘引の工夫(仕立て方)によって、様々な形を作ることが出来るツル性花木の最大の特徴を生かして、自己アピールして下さい。(ブーゲンビレアの栽培例を参考)