
房状に黄色の花がブドウのように幾つもぶら下がって開花する様子が、ゴールデンシャワーのようにみえることで人気のあるマメ科のナンバンサイカチの花が開花しました。なんとも見ごたえがあります。大きな樹木になるといくつもの花を咲かせるその姿は、とても見ごたえがあり心が奪われてしまうほどです。ナンバンサイカチというより、ゴールデンシャワーと呼ばれることが多いと思います。
さて、こちらの沖縄こどもの国のゴールデンシャワーですが、ここ数年は観察することが難しい環境でした。

というのは、東ゲートからライオン舎へ向かうこの坂道が誕生したことで旧道の高さがあがりました。向かって右側の柵下の樹木は、かつては歩いている人にとっては見上げる存在から見下ろす存在へと変わりました。その為、ゴールデンシャワーの花も見ることができずにいたのです。しかし、月日が経ち樹木が上へ上へと成長し今年、やっと道沿いで目の高さの位置で綺麗なゴールデンシャワーの花に出会えました。とてもうれしいことです。
やっぱり、植物の力はすごいです。日の当たらない存在からゆっくりゆっくりと上を目指し、ようやくこの場所へたどりついたのでしょう。これから先がさらに楽しみです。

沖縄では、様々な場所でみることができるゴールデンシャワーですが、キラキラ輝く太陽の下ではとても美しいです。開花シーズンにぜひともシャワーのように花を咲かせるゴールデンシャワーを探してみる花旅もおすすめですよ。
さて、ここまで美しい花となると花言葉がきになりますが、花言葉は「印象的な瞳」「可憐」だそうです。まさしくふさわしい花言葉です。
さて、これからの未来、園の名木になってほしいゴールデンシャワーは、こちらで観察することができます。

ライオン舎からロータリー広場へ向かう坂の途中にあります。まだまだ、発見するには花数は少ないので見つけづらいと思いますが、ライオン舎からロータリー広場へ行く際にY字の道で右?左?と行く道に迷ったらぜひ、左の道を選んでみてください。
黄色の美しい花が待っています!