こどもの国日誌

2021/6/14
植物だより

忍冬の花開花


忍冬、別名:スイカズラは、甘い香りのする白い花を咲かせる日本原産の植物です。
どんなものにでも絡みつき、つるを巻きつけて離れようとしないところから付けられました。
常緑であるため、年中緑の葉をつけツルを伸ばして広がっていきます。丈夫で手のかからないつる性植物です。
夏には、白い色の花を咲かせ、徐々に黄色に変化していきます。とても甘い香りのする花で、その香りはアロマや香水にも使用され文学作品にも登場してくるほどです。
 風水学では、スイカズラの香りのよい花には、幸せな恋を引き寄せる効果があり、「金銀花(きんぎんか)」の別名から、金銀財宝を表す縁起のよい花木と考えられているそうです。
 また、忍冬は、薬草として昔から愛用されています。
スイカズラは古くから抗菌、抗炎症、解熱、利尿効果のある薬草として漢方薬に利用されてきました。全草の煎じ液は、のどや痔の痛みをとる民間薬に、乾燥させたものは夏バテ、むくみ、食中毒を防ぐ「忍冬茶」や「金銀花茶」になります。
葉っぱや花を上白餅米とともに焼酎に漬け込んだ「忍冬酒」は、浜松市の名産品としても有名です。不老長寿の健康薬酒と称され、徳川家康が愛飲したことで有名です。


園内で観察できる場所:ハーブとローズの香りの庭のアーチ
学名:Lonicera japonica
科名:スイカズラ科
属名:スイカズラ属
別名:金銀花、ハニーサックル