こどもの国日誌

2021/6/10
植物だより

珍しい花「ツルイランイラン」の花開花


ツルイランイランの花が開花シーズンを迎えただいま開花中です。結構人気のある植物で開花シーズンを訪ねて来園される方もいらっしゃいます。
イランイランは、高木になる種類のものとツル性のものがあり花の形も異なります。沖縄こどもの国に植栽されているツルイランイランで、黄色い花は下に向いて咲きフルーツのような甘い香りがします。



別名:オオソウカ(鶯爪花)といいその由来は、茎に鳥の爪のようなかぎ爪があり木などにからみついて上へ登っていくということからついたようですが、実際にこの爪が木などにからみあって広がっています。花の形も面白いですが、この鳥の爪のような形もユニークです。



常緑つる性木本はアジアの熱帯に生えるつる性の樹木です。幼木の時は、一本立ちのようにしてい育ちますが、2mほどになりはじめると横にと絡みながら成長していきます。ツルイランイランは同科のイランイランのような花が咲くつる性の植物という意味です。イランイランとは別属となります。花弁は初め緑色していますが、だんだん黄色に変わってきます。黄色くなると香ります、香りは夕方から夜に強くなり翌日の朝も匂っています。



園内で観察できるのは、ふるさと園からせせらぎに行く坂道の途中にあります。植栽されているのは、この場所のみです。
夕方近くにツルイランイランの花をみつけて香りを楽しむことをお勧めします。
学名 Artabotrys hexapetalus (L.f.) Bhandari
科名 バンレイシ科(Annonaceae)
属名 オウソウカ属(Artabotrys)