
カンガルー舎の近くにある花壇には、「動物の名前のつく植物」が植栽されています。数は、そんなに多くはありませんが、名前の由来と比べながら植物を観察すると面白い発見がありそうです。今回は、夏の花を紹介します。

トラフアナナス
剣のように上に向かってつきでた赤い苞を包むようにしている葉をよくみてください。トラのしっぽのような模様から、トラフアナナスという名前がついています。パイナップル科の植物です。

コエビソウ
朱色の苞が重なったユニークな形がエビのように見えることからコエビソウという名前がつきました。その間から出る白いのが、花です。

ネコノヒゲ
沖縄では、「クミスクチン」の名前で、お茶として愛用されています。ピンと上を向いた長い雄しべと雌しべがネコの髭を連想させることから名前がついています。

シラサギカヤツリクサ
名前の由来は、白く染まった苞をシラサギの飛ぶ姿に見立てたそうです。
ここから先は、名前の由来は、蝶々が好んで寄って来ることからついたものです。本当に、たくさんの蝶々がヒラヒラと飛んできます。

オオゴチョウ

バタフライブッシュ

バタフライブッシュの新し品種