こどもの国日誌

2020/11/3
植物だより

ハメリア・パテンス


ハメリア・パテンス
アカネ科ハメリア属の常緑低木で
原産地は、北アメリカの南部、西インド諸島、中南アメリカ

大きな滝の横にある、ツル薔薇に覆われた休憩場所の横に高さ3m程に成長したハメリア・パテンスの花が開花しています。周年咲く花木でお気に入りの1つですが、切り花にしてお部屋に飾ると、緑色の葉の中にオレンジの花が際立って綺麗でお勧めです。(葉がおちるのがきになりますが・・・)
オレンジ色をした筒状の花は、あまり開かず、その姿が特徴的です。メキシコでは、花の後にできる実は、液汁が多い実で、飲料として栽培されているそうです。



常緑低木といえども、3m~5mに成長します。庭のシンボルツリーとしてお勧めの樹木です。この樹木は、葉がとても活き活きとして美しく、葉を観賞する楽しみがあります。葉の特徴としては、卵形で、3枚が輪生し葉の柄や葉脈は赤味を帯び、葉の裏には軟らかい毛が生えています。
周年、開花を楽めますが、次回は、果実を楽しめると思うとワクワクします。そろそろ鳥たちの楽園になるのは、間違いなしですね。
メキシコで飲料にもなるという果実を一度は、試食してみたいと思う今日この頃です。

観賞できる場所:カスケード横の階段隣の休憩所